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高齢化社会の影響や医療費の削減のため、入院療養から在宅医療へ切り替える基準が見直されています。こうした時代の変化もあり、在宅看護分野は2012年に新設された新しい分野の専門看護師です。

ここでは在宅看護専門看護師についてまとめました。

在宅看護分野の専門看護師とは

訪問看護など、在宅での看護活動は医師の指示書に基づいて処置を行いますが、現場では看護師の判断によって処置や患者とその家族へ助言をする事が求められます。

在宅看護分野の専門看護師は、在宅看護のプロフェッショナルとして、医師の指示の元の定義を抑えながら、現場環境に応じて適切なアドバイスや処置を行います。

現場での介助だけではなく、医療研究や、地域の医療ネットワークの構築など在宅医療に関わる幅広い分野で活躍する事ができます。

資格保持者

26名(2016年2月1日現在)
在宅看護分野は制定されて間もない分野で資格保持者が少ないです。訪問看護業界は人手不足に悩んでいる所が多く、訪問件数を稼ぐ事で診療報酬を得ているので、2年の大学院生活が大きな負担になっています。

中小規模の訪問看護ステーションでは、資格取得を希望しても職場の協力を得られず、諦めるか、一度退職して完全自己負担での資格取得を目指す必要があるなど、高いハードルがあります。

在宅看護分野専門看護師の役割

在宅看護分野の専門看護師は、現場に立つ働き方と、訪問看護ステーションや総合病院などの運営本部で、マネジメントや調整業務を行う働き方があります。どちらにも共通して、常に患者と家族のための最善の方法を提案する事が求められます。

また、在宅看護専門看護師は、ほかの訪問看護師への指導や相談はもちろん、必要に応じて訪問入浴やホームヘルパーなどの介護職員や、リハビリ担当者に対しての指導を行います。

看護師の垣根を越えて、在宅医療に関わる全ての職種や患者、家族の中でリーダーシップを発揮して、患者と家族の在宅生活の質をあげる事が専門看護師の役割です。

在宅看護分野専門看護師の活躍できる職場

在宅看護分野専門看護師は、主に訪問看護など在宅看護に携わる職場で活躍します。訪問看護や在宅看護を行っている職場は、訪問看護ステーションをはじめ、総合病院、クリニックなどがあります。

専門看護師の資格保持者の多くは、大規模な訪問看護ステーションや、総合病院などスタッフが多い施設で勤務して、現場での処置や管理職としてのマネジメントをしています。

在宅看護分野専門看護師になるには

専門看護師の在宅看護の分野の取得方法と、教育内容についてまとめました。
専門看護師の取得基準や費用については、別ページで紹介しています。
(参考:専門看護師を目指す)

資格取得の条件

在宅看護専門看護師の資格取得の条件は次の3つです。

  • 看護師免許を所有していること
  • 看護師免許取得後の実務研修が通算5年以上あること(うち3年以上は専門看護分野の実務研修。なお実務研修とは、在宅ケアを要する患者に対する在宅看護の実務研修。)
  • 看護系大学院修士課程修了者で日本看護系大学協議会が定める専門看護師教育課程基準の単位(36単位もしくは28単位)を取得していること

合格率・難易度

1996〜2014年の在宅看護過程の専門看護師受験者数と合格者数は以下の通りです。

  • 専門看護師教育課程修了者数  43名
  • 受験者数           21名(受験率48.8%)
  • 全分野全体の専門看護師教育課程修了から半年以内に認定審査を受験した人数  608名
  • 全分野全体の専門看護師教育課程修了から半年以内の認定審査合格者数     508名(合格率83.6%)

(参考URL:http://nintei.nurse.or.jp/nursing/wp-content/uploads/2015/03/cns_kateisyuryo-jittaihaaku_2015.pdf)

在宅看護は資格制定されてから間もない資格ですが、順調に資格取得者が増えています。しかし、職場からの支援が少ない業種でもあり、働きながら自己負担で大学院へ通っている方が多いです。

そのため、受験率は50%を割り込んでいて、大学院へ通っても資格取得までたどり着けない方もたくさんいます。

在宅看護に精通する現場経験があり、大学院への在学期間中にしっかり学業に専念する事ができれば、決して難しい資格ではありません。

在宅看護分野専門看護師の教育機関

2015年度時点の、在宅看護分野の専門看護師教育過程の認定を受けている教育機関のデータは次の通りです。

38単位教育機関  4院
26単位教育機関  7院
合計       11院
うち、2015年度新設(新規認定)教育機関  1院

在宅看護分野の専門看護師過程教育機関は、2015年度現在全国で11院ですが、資格保持者や資格制定機関を考慮すれば少ない数字ではありません。

今後も少しずつ教育機関が増えていく事が予想されますが、当面は大学院への通学や単身生活がネックになる状況が続きそうです。

在宅看護分野専門看護師の必要単位

専門看護師の教育過程には、26単位と38単位の2種類があります。専門看護師の教育過程は、資格制定当初は全て26単位でしたが、平成24年より38単位の新基準が制定されました。

どちらの教育過程コースでも、専門看護師の資格取得はできますが、学べる情報の多さや、教育過程修了のための単位数が違います。現在では、26単位から38単位への昇格審査を目指している教育機関が増えています。

在宅看護分野の教育過程のそれぞれの必要単位を紹介します。

26単位の教育過程

●専攻分野共通科目:8単位
次の4つの科目を各2単位ずつ合計8単位履修する。

  1. 保健医療福祉の制度・体制およびケアマネジメントに関する科目
  2. 利用者・家族の健康と生活のアセスメントに関する科目
  3. 在宅看護援助方法に関する科目
  4. 訪問看護ステーション等の管理・運営、ケアの質改善に関する科目

●専攻分野専門科目:4単位
在宅ケアにおいて、高度の判断を必要とする、専門性の高い在宅看護実践に関する科目で構成する。次の4つの分野から、2つの分野(4単位)を選択して履修する。

  1. 自立促進のためのケア(リハビリテーション看護を含む)(2単位)
  2. 在宅において医療的対応および処置が必要な利用者のケア(2単位)
  3. 終末期ケア(緩和ケア含む)(2単位)
  4. 多問題・困難課題を抱える利用者のケア(認知症ケアを含む)(2単位)

●実習科目:6単位以上
専門看護師としての6つの能力(卓越した実践、教育、相談、連携調整、研究、倫理的問題の調整)を高め、在宅看護スペシャリストの役割を担うことができる実習であること。

訪問看護ステーションの管理・運営、ケアの質改善方法について理解できる実習であること。

●CNS共通科目:8単位以上
看護教育論、看護管理論、看護理論、看護研究、コンサルテーション論、看護倫理、看護政策論のうち、在宅看護専攻分野のCNSとしての役割を考慮して広範囲に8単位以上を選択して履修する

合計:26単位以上

38単位の教育課程

●専攻分野共通科目:10単位
次の5つの科目を各2単位ずつ合計10単位履修する。

  1. 保健医療福祉の制度・体制およびケアマネジメントに関する科目
  2. 利用者・家族の健康と生活のアセスメントに関する科目
  3. 在宅看護援助方法に関する科目
  4. 医療処置の実践に関する科目
  5. 訪問看護ステーション等の管理・運営、ケアの質改善に関する科目

●専攻分野専門科目:4単位
広範な在宅看護において、専門性を深めるため、以下に示す特定の専門領域から4単位以上(2領域以上)を履修する

  1. 自立促進に関する看護
  2. 医療的ケアに関する看護
  3. 多問題・困難課題に関する看護
  4. 終末期ケアに関する看護

●実習科目:10単位以上
専攻分野専門科目で選択した内容の修学ができる実習であること。
専門看護師としての6つの能力(卓越した実践、教育、相談、連携調整、研究、倫理的問題の調整)を高め、在宅看護スペシャリストの役割を担うことができる実習であること。
訪問看護事業所の開設、管理・運営、ケアの質改善に関する実習であること。
在宅チーム医療(終末期医療グループ等)、医療機関の退院調整部署における実習であること

●CNS共通科目:8単位+6単位(合計14単位)以上
共通科目 A(看護教育論、看護管理論、看護理論、看護研究、コンサルテーション論、看護倫理、看護政策論)のうち、在宅看護専攻分野の高度実践看護師としての役割を考慮して広範囲に8単位以上を選択。

高度実践看護師の必修科目として共通科目 B(臨床薬理学、フィジカルアセスメント、病態生理学)6単位以上を選択。計14単位以上を履修すること。

合計:38単位以上

専門看護師の必要性を感じていない訪問看護師が多い

訪問看護師は、病棟や訪問看護経験がある即戦力であれば初任給が高い職種です。専門看護師などの資格を持っていなくても、働いた分に応じた給料を受け取れます。

こうした職種の特徴から、管理職などキャリアアップを目指す看護師が少なく、2年間大学院へ通ってまで専門看護師を取ろうとする看護師が少ない傾向があります。

従業員の数が多い大規模の施設の管理職の方や、現場で看護スキルの不安を感じている方が、専門看護師を目指しています。

まとめ

  • 在宅看護分野は2012年に新設された新しい専門看護師の資格
  • 在宅看護専門看護師は、主に訪問看護の職種の看護師が目指している
  • 在宅看護専門看護師は、必要に応じて医師や介護職、リハビリ職など在宅看護に精通する全ての方への指導を行う
  • 在宅看護は、設備と人員が揃っている病院や施設とは違い、限られた家族の協力と自宅にある物を活用して臨機応変の対応や助言をする事が求められる
  • 在宅看護専門看護師は難病や障害患者だけではなく、幅広い子供への医療行為を扱える

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