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2015年時点で、日本の人口の約26%が65歳以上の高齢者になりました。今後も高齢者の人口増加が進んでいく中で、医療業界でも老人看護は大きなテーマになっています。

ここでは、高齢者の看護のスペシャリストでもある、老人看護分野の専門看護師についてまとめました。

老人看護分野の専門看護師とは

老人看護とは、加齢によって運動機能や身体機能が衰えた結果、複数の疾患を抱えたり、糖尿病や心臓病などの慢性疾患を抱えた高齢者に対する看護です。

医療の視点による処置だけではなく、介護目線で生活の質を高めるケアも看護師に求められています。老人看護専門看護師は、こうした高齢者の尊厳を大切にして、ケアや生活の支援を行うスペシャリストです

資格保持者

93名(2016年2月1日現在)
老人看護分野の専門看護師は、2002年に資格制定されて以降、コンスタントに資格保持者を増やしています。まだまだ全国で見れば資格保有者が少ない資格ですが、高齢化社会が進むにつれて、需要の拡大が期待されている資格です。

老人看護分野の専門看護師の役割

老人看護は、排泄や入浴の介助が必要になった高齢者や、認知症に苦しむ患者やその家族のケアを行います。医療的な処置はもちろん、質を保ちながら生活していくためのケアや支援を行う必要があります。

また、老人看護に携わる看護師や介護士などのスタッフは、次のような悩みを持っている方が多いです。「慢性疾患に悩む患者や、療養型の施設や病棟での患者の処置に疲れた」「意思表示ができない患者や利用者に対して、どこまでの処置やケアを行っていけばいいか分からない」

このように、難しい局面や状況にぶつかる事が多い老人看護の業界の中で、専門看護師は経験とスキルを活かして、現場でリーダーシップを発揮してスタッフの相談役になっていく役割を担います

老人看護分野専門看護師の活躍できる職場

老人看護専門看護師が活躍する職場は、高齢者が多く治療を受ける病院の病棟などの医療機関から、介護老人保健施設、在宅医療(介護)など幅広いです

療養型の病棟がある大規模な病院や、認知症や全介助の利用者を受け入れている特別養護老人ホームで勤務している看護師が専門看護師を目指す傾向が強いです。

老人看護分野専門看護師になるには

専門看護師の老人看護の分野の取得方法と、教育内容についてまとめました。
専門看護師の取得基準や費用については、別ページで紹介しています。
(参考:専門看護師を目指す)

資格取得の条件

専門看護師の資格取得の条件は次の3つです。

  • 看護師免許を所有していること
  • 看護師免許取得後の実務研修が通算5年以上あること(うち3年以上は専門看護分野の実務研修。ここで実務研修とは、高齢者の入院・入所・利用者が多い施設や場での、老人看護の実務研修。)
  • 看護系大学院修士課程修了者で日本看護系大学協議会が定める専門看護師教育課程基準の単位(36単位もしくは28単位)を取得していること

合格率・難易度

1996〜2014年の老人看護過程の専門看護師受験者数と合格者数は以下の通りです。

  • 専門看護師教育課程修了者数  140名
  • 受験者数           95名(受験率67.8%)
  • 全分野全体の専門看護師教育課程修了から半年以内に認定審査を受験した人数  608名
  • 全分野全体の専門看護師教育課程修了から半年以内の認定審査合格者数     508名(合格率83.6%)

(参考URL:http://nintei.nurse.or.jp/nursing/wp-content/uploads/2015/03/cns_kateisyuryo-jittaihaaku_2015.pdf)

老人看護は、認知症や排泄などの専門知識はもちろん、高齢者の介護や処置の基礎的な事とその応用の知識が求められます。

実務経験があれば、決して難しい資格ではありませんが、現場で働きながら学業と両立させている方が多い事もあり、専門看護師全分野の中で、受験率は平均よりやや少ないです。

老人看護分野専門看護師の教育機関

2015年度時点の、老人看護分野の専門看護師教育過程の認定を受けている教育機関のデータは次の通りです。

38単位教育機関  14院
26単位教育機関  21院
合計       35院
うち、2015年度新設(新規認定)教育機関  2院

老人看護分野の教育機関は、専門看護師全11分野の中で3番目に多いです。自宅から通学して大学院へ通う方が多く、2015年度より26単位から38単位へ認定変更を受けた教育機関が多いのが特徴です。

地域看護分野専門看護師の必要単位

専門看護師の教育過程には、26単位と38単位の2種類があります。専門看護師の教育過程は、資格制定当初は全て26単位でしたが、平成24年より38単位の新基準が制定されました。

どちらの教育過程コースでも、専門看護師の資格取得はできますが、学べる情報の多さや、教育過程修了のための単位数が違います。現在では、26単位から38単位への昇格審査を目指している教育機関が増えています

老人看護分野の教育過程のそれぞれの必要単位を紹介します。

26単位の教育課程

●専攻分野共通科目:8単位以上
次の4つの分野の科目の内容から、合計8単位以上履修する。

  1. 老年健康生活評価に関する科目
  2. 老年と家族の看護に関する科目
  3. 老年サポートシステムに関する科目
  4. 老年保健福祉政策に関する科目

●専攻分野専門科目:4単位
専門的な知識と技術を修得するために、次のいずれかの科目から 2 科目選択して、それぞれ2単位ずつ履修する

  1. 病院・施設における老年看護に関する科目
  2. 在宅における老年看護に関する科目
  3. 認知症老年看護に関する科目

●実習科目:6単位以上
講義・演習などで学んだ理論、知識、技術を実践に適用統合し、専門的看護の実践能力を高める。

●CNS共通科目:8単位以上
看護教育論、看護管理論、看護理論、看護研究、コンサルテーション論、看護倫理、看護政策論のうち、老人看護専攻分野のCNSとしての役割を考慮して広範囲に8単位以上を選択して履修する

合計:26単位以上

38単位の教育課程

●専攻分野共通科目:10単位以上
次の5つの分野の科目の内容を必ず含んで、先行分野共通科目を合計10単位以上履修する。

  1. 老年看護の基盤となる科目(2単位)
  2. 高齢者の健康生活評価に関する科目(2単位)
  3. 老年期の疾患と検査、治療に関する科目(2単位)
  4. 高齢者と家族への看護実践に関する科目(2単位)
  5. 高齢者保健医療福祉政策とサポートシステムに関する科目(2単位)

●専攻分野専門科目:4単位
専門的な知識と技術を修得するために、次のいずれかの科目から 2 科目選択して、それぞれ2単位ずつ履修する

  1. 急性期における老年看護に関する科目
  2. 慢性期における老年看護に関する科目
  3. 在宅における老年看護に関する科目
  4. 施設における老年看護に関する科目
  5. 認知症老年看護に関する科目
  6. 終末期における老年看護に関する科目

●実習科目:10単位以上
専攻分野専門科目において選択した特定の分野について実習をする。

●CNS共通科目:8単位+6単位(合計14単位)以上
共通科目 A(看護教育論、看護管理論、看護理論、看護研究、コンサルテーション論、看護倫理、看護政策論)のうち、老人看護専攻分野の高度実践看護師としての役割を考慮して広範囲に8単位以上を選択。

高度実践看護師の必修科目として共通科目 B(臨床薬理学、フィジカルアセスメント、病態生理学)6単位以上を選択。計14単位以上を履修すること。

合計:38単位以上

拡大する老人ホームの専門看護師

介護施設は、高齢者の増加に伴い利用者も施設数も増加傾向にあります。しかし、高齢者の看護や介護の現場では、利用者とスタッフとのトラブルや、従業員の離職率が問題になっています。

こうした背景もあり、大規模な老人ホームをはじめ、介護施設でも専門看護師の育成支援に取り組む所が増えてきました。今後はさらに、医療現場以外での老人看護専門看護師の活躍が広がっていく事が予想されます。

まとめ

  • 老人看護は、主に65歳以上の高齢者の看護や介護、ケアを行う
  • 老人看護専門看護師は、処置だけではなく、スタッフや利用者、その家族の悩み相談を行うなど、高いリーダーシップが求められる
  • 老人看護分野の教育過程に力を入れている大学院が増えている
  • 病院だけではなく、施設や在宅などでも老人看護専門看護師は活躍できる

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