当サイト人気NO1の看護師転職サイト

ナースフルは転職求人サイト大手の、リクルートが運営している看護師専門の転職支援サイトです。一般の求人サポート事業のノウハウを取り入れていて、サービス品質が高いのが特徴です。

求人数だけを見れば、他の大手サイトに劣る部分もありますが、キャリアアドバイザーの営業力が売りで、高待遇の非公開求人を多数用意しています。

登録者1人1人へのサポートが充実していて、登録後に他社と比較して最終的にナースフルを利用して転職を決める方の比率が高いです。

>>ナースフルの詳細はこちらから

病気や怪我の治療は、患者本人の頑張りだけではなく、家族の理解や協力、支援が必要不可欠です。しかし、看護や介護の疲れから患者の家族も精神的ストレスが原因で、正しい看護やサポートができなくなってしまうケースもあります。

こうした家族へ対しての支援やアドバイスのプロフェッショナルとして制定されているのが家族支援専門看護師です。

ここでは家族支援分野の専門看護師について、役割や働き方、資格取得方法などをまとめました。

家族支援専門看護師とは

家族支援専門看護師とは、平成20年に新設された専門看護師全11分野の中で新しい分野の専門看護師です。

患者とその家族の支援を目的にしていて、患者と家族はもちろん、医師や介護スタッフなど治療に関わるすべての方と連携して、適切な看護や介護をできるように支援していきます。

資格を活かした働き方では、医療処置よりは面談などを通じて、知識と経験を活かして適切なアドバイスをしていきます。

資格保持者

44名(2016年2月1日現在)
比較的新しい資格ではありますが、資格保持者は全国的に見ても非常に少ないです。分野が新しく認定されてから、少しずつですが業界でも認知されるようになり、資格取得者の増加ペースが高まってきています。

ただし、現時点では他の専門看護師の分野と比較して、資格を活かした働き方ができるポストが少ない問題があります。

家族支援看護分野専門看護師の役割

家族支援看護専門看護師は、主に総合病院の特別チームなどで、外来や入院患者とその家族に対して、面談や説明などを通じて、適切なアドバイスを行います。重要なのは、退院してからや外来治療を行って自宅での生活をするための、家族の負担軽減について一緒に考える事です。

必要に応じて、訪問看護師と密接にコミュニケーションを取り、医療スタッフとの意見交換やアドバイスを行います。

豊富な知識を持っているだけではなく、看護疲れをしている患者とその家族から、本音の意見を聞き出して、安心させるように面談を行うコミュニケーション能力も専門看護師に求められます。

家族支援看護専門看護師が活躍できる職場

家族支援看護分野の専門看護師を配置している職場は、大学病院などそのエリアの中核を担う大規模な総合病院が多いです。
外来や病棟に配属されるのではなく、「家族支援相談室」などの専門部署を用意して常駐したり、リンクナースとして病院全体を飛び回り、必要な患者と家族の支援やアドバイスをしていく働き方があります。

現時点では、家族支援専門看護師の資格を活かした働き方ができるポストを用意している病院が少ないです。そのため、自己負担で資格取得しても、資格を活かした働き方ができる就職先を簡単に見つけられません。

現時点では、家族支援相談室を既に持っている病院や、新設を検討している病院が既存スタッフの中から指名して、専門看護師取得を指示している事例がほとんどです。

家族支援看護分野専門看護師になるには

専門看護師の家族支援看護の分野の取得方法と、教育内容についてまとめました。
専門看護師の取得基準や費用については、別ページで紹介しています。
(参考:専門看護師を目指す)

資格取得の条件

家族支援看護専門看護師の資格取得の条件は次の3つです。

  • 看護師免許を所有していること
  • 看護師免許取得後の実務研修が通算5年以上あること(うち3年以上は専門看護分野の実務研修。ここで実務研修とは、患者を含む家族を対象として研修できる病棟、外来、その他施設、地域、在宅等とする。)
  • 看護系大学院修士課程修了者で日本看護系大学協議会が定める専門看護師教育課程基準の単位(36単位もしくは28単位)を取得していること

合格率・難易度

1996〜2014年の精神看護過程の専門看護師受験者数と合格者数は以下の通りです。

  • 専門看護師教育課程修了者数  44名
  • 受験者数           39名(受験率88.6%)
  • 全分野全体の専門看護師教育課程修了から半年以内に認定審査を受験した人数  608名
  • 全分野全体の専門看護師教育課程修了から半年以内の認定審査合格者数     508名(合格率83.6%)

(参考URL:http://nintei.nurse.or.jp/nursing/wp-content/uploads/2015/03/cns_kateisyuryo-jittaihaaku_2015.pdf)

家族支援分野の専門看護師は、高度医療の学科が少ない事や、病院の中から厳選された方だけが資格取得している背景もあり、専門看護師全11分野の中で最も受験率が高いです。

資格取得者の数が少ないですが、大学院へ通う事ができれば、難易度は低く合格率が高い分野の専門看護師です。

家族支援看護分野専門看護師の教育機関

2015年度時点の、老人看護分野の専門看護師教育過程の認定を受けている教育機関のデータは次の通りです。

38単位教育機関  3院
26単位教育機関  3院
合計       6院
うち、2015年度新設(新規認定)教育機関  0院

2015年度現在、全国で6院しか教育機関がありません。現時点では需要が少ない分野のため、今後ほかの人気分野のように新規認定を受ける教育機関が増えていく事は期待できません。

また、大学院の近くに単身生活をしながら資格取得を目指す看護師が多いです。

家族支援看護分野専門看護師の必要単位

専門看護師の教育過程には、26単位と38単位の2種類があります。専門看護師の教育過程は、資格制定当初は全て26単位でしたが、平成24年より38単位の新基準が制定されました。

どちらの教育過程コースでも、専門看護師の資格取得はできますが、学べる情報の多さや、教育過程修了のための単位数が違います。現在では、26単位から38単位への昇格審査を目指している教育機関が増えています

家族支援看護分野の教育過程のそれぞれの必要単位を紹介します。

26単位の教育過程

●専攻分野共通科目:12単位
次の4つの家族看護CNSの動向や役割に関する科目から12単位履修する。

  • 保健医療福祉制度のなかでの 家族を取りまく社会や地域、保健医療福祉制度を理解し、その調整家族看護の役割、位置づけに や開発する能力を養うことに関連した科目関する科目
  • 家族の健康及び生活に関する科目
  • 家族への看護実践展開に関する科目
  • 家族看護援助方法に関する科目

●専攻分野専門科目:0〜2単位
専攻分野専門科目は特に設定しないが、各大学で提示できる領域とする。より専門化した領域での卓越した知識と技術を習得するために、ひとつの領域を深めていく。専攻分野専門科目は必修扱いとしない。そして、専攻分野専門科目は2単位までは専攻分野共通科目と置き換えることができる。

●実習科目:6単位以上
家族への介入を10例以上経験し家族の査定、家族への看護介入に加えて、複雑な家族症例に関するコンサルテーション等、高度な実践技術を習得。

●CNS共通科目:8単位以上
看護教育論、看護管理論、看護理論、看護研究、コンサルテーション論、看護倫理、看護政策論のうち、家族支援看護専攻分野のCNSとしての役割を考慮して広範囲に8単位以上を選択して履修する。

合計:26単位以上

38単位の教育過程

●専攻分野共通科目:12単位
次の3つの分野全ての指定単位を履修する。

  • 保健医療福祉制度のなかでの家族看護の役割、位置づけに関する科目(2単位)
  • 家族の健康及び生活に関する科目(4単位)
  • 家族看護援助方法に関する科目(6単位)

●専攻分野専門科目:2単位
専門領域に関する科目は各大学で提示できる領域として、小計2単位履修する。

●実習科目:10単位以上
次の2つの実習科目から合わせて10単位履修する。

  1. 家族支援(直接ケア)の介入方法を習得する実習
  2. 家族支援専門看護師の役割を習得する実習

●CNS共通科目:8単位+6単位(合計14単位)以上
共通科目 A(看護教育論、看護管理論、看護理論、看護研究、コンサルテーション論、看護倫理、看護政策論)のうち、家族支援看護専攻分野の高度実践看護師としての役割を考慮して広範囲に8単位以上を選択。

高度実践看護師の必修科目として共通科目 B(臨床薬理学、フィジカルアセスメント、病態生理学)6単位以上を選択。計14単位以上を履修すること。

合計:38単位以上

医療業界全体で、家族支援の重要性が見直されている

これまで、看護師の仕事は患者の治療を重視して考える事が一般的でした。しかし、近年では高齢化社会の進行や、在宅医療の需要拡大などもあり、患者だけではなく家族の支援について見直されるようになりました。

家族支援分野の専門看護師は、資格制定当初は注目度が低く、現在も教育機関が少ない分野ではありますが、徐々に資格の認知度が高まり、家族支援について考え直す病院が増えていきました。

家族支援専門看護師や、家族相談室の設置を検討する病院も増えてきていて、将来性がある資格だと評価できます。

まとめ

  • 家族支援専門看護師は、患者とその家族の支援を行う
  • 家族の看護、介護の疲れを和らげる方法を提案する事で、患者の治療、療養環境が改善できる
  • 家族支援専門看護師は、相談室の在中やリンクナースとして、病院の入院・外来患者全域を対象に支援活動を行う
  • 専門看護師の中で新しい分野で、現時点では資格保持者と教育機関が少ない
  • 資格を活かせる職場が少ない事から、大規模病院の指示で資格取得を目指す看護師が多い
  • 小児看護専門看護師は難病や障害患者だけではなく、幅広い子供への医療行為を扱える

転職看護師が利用している求人サイト

マイナビ看護師は、看護師以外の就職紹介サービスでも有名なマイナビが運営する、看護師専門の転職サイトです。

マイナビのネットワークと営業力を活かして、全国の病院や看護師が働く施設に足を運んで営業活動をしています。そのため、扱っている求人の職種が豊富で、条件交渉も得意にしています。

転職支援業界の大手だけあって、スタッフへの教育もしっかりしていて、キャリアコンサルタントのサービス品質も高いです。

マイナビでは、利用した看護師の定着率を重視した取り組みを行っているので、求人数だけで勝負するのではなく、看護師1人1人が長く働ける職場探しを売りにしています。

求人数が豊富にも関わらず、条件が悪い求人は掲載しないなど、質にもこだわっています。