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がんの3大療法は「手術療法」「化学(薬物)療法」「放射線療法」です。
その中でも、放射線療法は機器や技術の進歩や、がん化学療法との併用で治療成績が向上し、注目度が増している分野です。

放射線療法は、機能温存が可能で、QOL向上にもつながるとして、選択する患者が増えています。
今回は放射線療法のスペシャリストでもある「がん放射線療法看護認定看護師」について紹介します。

がん放射線療法看護認定看護師とは

がん放射線療法看護認定看護師は、放射線療法を受ける患者や家族の身体的、心理的、社会的問題をアセスメントし、専門スキルを活かして治療を安全に完遂する支援を行います。
放射線治療計画から副作用の予測と、予防的観点でケアを行い、適切な症状マネジメントをします。

放射線治療室では、医師と放射線技師が治療に直接関わる場面が多いですが、看護師は、病状・治療等の知識と患者を取り巻く様々な状況を理解し、患者に合う方法を見つけるサポートを行います
放射線療法に関しての専門知識を活かした相談や情報提供はもちろん、がん治療に不安を抱える患者をメンタル面でもサポートをします。

資格保持者

200名(2016年2月1日現在)
がん放射線療法看護認定看護師は、2008年に分野特定し2010年から認定開始した新しい分野です。資格保持者は200名で、がん化学療法看護分野と比較すると、資格保持者と受験者数が少ないです。
放射線療法は、近年看護師の役割が増えていますが、本質は医師と放射線技師が受け持つ治療法で、教育機関も少ない事が資格保持者が少ない要因です。今後は、放射線療法のニーズが増えて、認定看護師の必要性も増していく事が予想されます。

がん放射線療法看護認定看護師の役割

本来看護師は、看護分野担当として、医師や放射線技師から与えられた指示の中で看護活動を行いますが、がん放射線療法看護認定看護師を取得する事で、放射線療法のスペシャリストとして、チームの一員として治療のサポートを行います。

必要に応じて、治療方法を医師に提案したり、チーム内で情報交換を行い、より治療が効果的で患者も安心できるようにサポートします。
さらにチーム内の調整や、看護職員と放射線チームの橋渡しの役割を担い、現場でリーダーシップを担う事も求められます。

がん放射線療法看護認定看護師の活躍できる職場

がん放射線療法看護認定看護師は、がん放射線治療を実施している病院や、がんセンターが活躍できる職場になります。
特定の治療法に長けた分野のため、放射線治療をしている患者が多い病棟や、外科や放射線治療科などの外来、または放射線治療チームが資格を活かせる配属先になります。
認定看護師の配置や育成に積極的なのは、がん診療連携拠点病院に指定されている、大規模施設が多いです。

がん放射線療法看護認定看護師になるには

認定看護師のがん放射線療法看護の取得方法と、教育内容についてまとめました。
認定看護師の取得基準や費用については、別ページで紹介しています。
(参考:認定看護師を目指す)

資格取得の条件

認定看護師の資格取得の条件は、看護師免許の所有と、看護師免許取得後の実務研修が通算5年以上あること(うち3年以上は認定看護分野の実務研修)です。
がん放射線療法看護分野の認定看護師を取得のための実務経験は、次の3つの条件を満たしている事が望ましいと看護協会が定めています。

  1. 通算3年以上、がん放射線療法を受けている患者の多い病棟・外来・治療部門での看護実績を有すること
  2. がん放射線療法を受けている患者の看護を5例以上担当した実績を有すること
  3. 現在、がん放射線療法を受けている患者の多い病棟・外来・治療部門で勤務していること

合格率・難易度

第22回認定看護師認定審査では、がん放射線療法看護の分野の認定看護師を41名受験し、合格者は39名でした。
医療的な専門知識から、がん治療全般に共通した知識、患者や家族をケアする精神論など、勉強科目も多彩で難しい部分も多いです。

現在は資格制定されて間もなく、大規模総合病院で厳選された看護師が、認定審査を受けているので高い合格率に繋がっています。
合格率の数字で見るより、難易度が高い資格ですが、教育機関で真剣に単位を履修していけば、ほとんどの方が審査に合格している分野です。

がん放射線療法看護認定看護師の教育機関

2015年11月現在のがん化学療法看護分野認定看護師の教育機関は次の通りです。

●静岡県立静岡がんセンター認定看護師教育課程(静岡)
2015年度休講

●久留米大学認定看護師教育センター(福岡県)
開講月:6月/開講期間:6ヶ月/定員:30名

がん放射線療法認定看護師の教育カリキュラム

認定看護師のがん放射線療法看護分野のカリキュラムや所要時間は、各教育機関によって違います。
ここでは、看護協会が定めている、認定看護師教育基準カリキュラム基準を紹介します。

●共通科目:105〜150時間
認定看護師に必要な共通の能力を養うための科目、「看護管理」「リーダーシップ」「文献検索・文献講読」「情報管理」「看護倫理」「指導」「相談」の7科目を必修科目として、それぞれ15時間ずつ履修します。
「臨床薬理学」「対人関係」「医療安全管理」の3科目を選択科目として、各15時間、教育機関が用意できます。

●専門基礎科目(120時間)
「がん放射線療法概論」を30時間、「がん看護学総論」「腫瘍学概論1」「腫瘍学概論2」「ヘルスアセスメント」「がんの医療サービスと社会資源」「がん放射線療法看護概論」を各15時間ずつ、合計7科目120時間を履修します。

●専門科目(150時間)
「がん放射線療法に伴う有害事象マネジメントとセルフケア支援」を60時間、「対象に合わせた放射線療法と看護」「がん放射線療法の治療計画管理における看護」を各30時間ずつ履修します。
「がん放射線療法を受ける患者と家族への心理及び社会的看護支援」「放射線療法における放射線の安全な取り扱い」を各15時間ずつ履修します。
合計5科目150時間履修します。

●学内演習(60時間)
がん放射線療法看護認定看護師として行動の基盤となる思考過程とスキルを身につける。

●臨地実習(180時間)
がん放射線療法を受ける患者とその家族について、専門的知識・技術を用いて的確にアセスメントし、看護計画の立案、実践、評価ができるよう、臨地実習を180時間履修します。

以上の合計で615時間(+45時間)の教育カリキュラムを受ける事で、がん放射線療法看護のスキルを習得し、認定看護師認定審査の受験資格を取得できます。

放射線治療は、看護師が関与できない分野だった

放射線治療は専門知識が必要で、一般の看護師では治療チームの中に入っても、知識不足が原因で言いたい事もいえずに肩身の狭い思いをする事が多かったです。
患者と接している時間が長くても、放射線治療の知識が乏しい事で、医師や放射線技師の言いなりになってしまうと、看護ケアのモチベーションも下がり、良い医療提供ができません。

放射線治療は、副作用のリスクも高く、患者は不安を抱いています。こうした医療現場の中で看護師が放射線治療の知識を習得し、医師、放射線技師と対等な立場で意見交換をする事で、より高いレベルの看護が提供できます。
がん放射線療法看護認定看護師は、これまでの医療現場の看護師の立場を補うために特定された分野の資格でもあります。

まとめ

  • がん放射線療法看護は、医学の進歩によってニーズが高まっている分野
  • がん放射線療法看護認定看護師は、放射線療法の専門家として、医師、放射線技師と対等な立場で意見交換やチーム内の調整を行う
  • がん放射線療法看護認定看護師は、2010年に認定開始した新しい分野の認定看護師
  • がん放射線療法は、専門性が高く一般の看護師では業務に関与できる部分が少ない

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